Fuji Rumorsに、富士フイルム「XF33mm F1.4 R WR」の追加情報が掲載されていました。
最近、富士フイルムが2021年にフジノン「XF33mm F1.4 R WR」を発売するとお伝えしました。
これが待望の「XF35mm F1.4 R WR」であると言う人もいます。
次の2つの理由からそうとは言えません。
・「XF33mm F1.4」が「XF35mmF1.4MkⅡ」であるということは、次の「XF18mmF1.4」が「XF16mmF1.4MkⅡ」であるというようなものですが、そうとは言えません。
これまで、富士フイルムは既存のレンズの次のMkⅡバージョンをリリースしています。
・XC16-50mm F3.5-5.6 OIS Ⅱ
・XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ
・XF10-24mm F4 R OIS WR
・XF27mm F2.8 R WR
上記のすべてのMkⅡバージョンで、レンズ内部の光学式は同じままです。防塵防滴仕様の追加、光学式手ブレ補正機構の改善、絞りリングの追加など変更点があります。
・フジノン「XF35mmF1.4 R WR」は、そのパターンにはならず、「XF35mmF1.4 R」と比較して、焦点距離が僅かに異なり、その結果、光学設計も異なります。
この意見が非常に不人気なのは知っていますが、過去に書いたように富士フイルムは「XF35mmF1.4 R」を更新するべきではないと思います。私はこのレンズを所有しており、とても気にいっています。
富士フイルムが「XF35mmF1.4 MkⅡ」をリリースするとなれば、期待度は高くなるでしょう。例えば、「XF35mmF1.4」と同じサイズ、IQOSマジックを維持したいなどです。
しかし、「XF33mm F1.4」はデザインに自由があります。
光学的に完璧にし、スーパーオートフォーカスを与えたいなら、サイズを大きくして、大きなガラスと巨大なAFモーターを導入する必要があります。または、逆にサイズを小さくする場合には、デジタル画像の品質補正にさらに依存することになるでしょう。
富士フイルムがどちら選んだとしても、新しいレンズになるでしょう。それは現在の非常に愛されている「XF35mmF1.4」とは非常に異なる独自の特徴を備えています。
「XF33mm F1.4 R WR」は「XF35mmF1.4MkⅡ」であるとは誰も予想していないため、全てが可能です。
https://www.fujirumors.com/why-the-fujinon-xf33mmf1-4-r-wr-is-not-the-xf35mmf1-4-mk-ii/